IT業界を目指していながら、どんな職種が自身に合っているのかが分からない方は、年収を参考に決めるのも1つの方法です。IT業界の職種はいくつかあり、開発やマネジメントの他に、営業やコンサルティング、マーケティングといった職種が存在します。
そして、その中でもとりわけ需要が高いのがコンサルティングといった、案件をスムーズにいくよう取りまとめる職業です。年収についてはコンサルタントになると1000万円近くになることもあります。
ただ、コンサルタントになるためには知識や技術が必要です。コンサルタントの他にはプロジェクトマネージャーも、同様に案件を取りまとめる専門家として高い年収をもらっている方が多い傾向です。
その次に需要が高いのが営業やマーケティングです。案件を取ってくるためには営業が必要で、さらに開発したアプリやサービスを売り込むのにも営業が必要となります。IT業界にかぎらず、多くの職業で営業マンは比較的年収が高い傾向にあるので、営業が得意だという方はIT業界で営業職として働くと高収入が期待できるでしょう。IT営業の年収は700万円以上を確保できるところもあります。
技術職としては、ITエンジニアの中でも需要が高いのがAIエンジニアです。AIエンジニアはAIのプログラムを開発したり、AIを活用する方法など提案したりします。通常のプログラミングの知識だけではなく、AIに関する知識も必要になるため、AIエンジニアの数は普通のプログラマより少なく、需要と供給の関係から年収も高い傾向です。